生葉の出荷・球根販売

摘み取り体験

行者にんにく栽培(約1ヘクタール)

薬膳料理の食材、山菜の王様と言われ、疲労回復、精力増進等の薬理効果、作用が明らかにされています。

「行者にんにくの凄い薬効」「北の健康野菜」

著者:西村弘行 出版:朝日ソノラマ/北海道新聞社

行者ニンニク思考

北アルプス山麓に暮らす古老の話では、山菜は採りたての物をすぐその場で食べると、その年は元気で暮らせると言っていました。山菜の王様と言われる代表的な「行者ニンニク」「ウドブキ」「ネマガリダケ」の採りたてに「生味噌」をつけたら「辛味」「香り」「清々しさ」自然をそのままいただいている幸せを感じます。

「行者ニンニク」の名前の由来は、昔々、行者が山岳地帯で厳しい修行中に食べて体力と精神力を高めていたとの話から、植物学者の牧野富太郎先生が名付けたそうです。北海道ではアイヌネギ、キトピロとも呼ばれています。

北アルプスの高山帯に自然の行者ニンニクがあり、昔から醤油づけにして珍味で貴重なものとされていました。私たちは、独自の栽培方法で行者ニンニクの大量生産を可能にしました。従来の食べ方に加えて、健康野菜「行者ニンニク」の新しい食材としての調理方法を提案します。

緑のガーリック

作り方

行者ニンニクをきれいに洗い、水滴をとります。ざく切りしてミキサーへ。オリーブオイルを回転可能な量だけ入れます。食塩をお好みの分量加えて、スイッチオン。行者ニンニクがペースト状になったら完成。

保存方法

ビンなどに入れて冷蔵庫で数ヶ月、冷凍庫では1年間保存可能です。行者ニンニクの「香り」「色」「味」は変わりません。

利用方法

食パンに塗ってトースト、ピザ台にぬる、パスタに入れる、お肉料理に入れる、ドレッシング材に、いろいろな調味料にもご利用いただけます。

行者ニンニクの薬効について

「幻の山菜から野菜へ」のキャッチフレーズで取り組み始めて15年、近年ようやく、行者ニンニクの大量生産が可能になりました。うちの畑は、化学肥料を全く使わない無農薬栽培です。しかも、独自に考案した簡易栽培法により、一般的な野菜栽培では考えられないほど少ない労力と作業時間で栽培しています。

では、とんな食べ方がいちばん、美昧しくて薬効があるのでしょうか?

生のまま食べる=薬理作用をもっともよく引き出せます

薄塩での浅漬け、行者にんにくの冷奴、生のまま刻んで薬味全般(酒の肴、つまみに)

茄でて食べる=薬理作用はやや薄れるが季節感を楽しめます

醤油つけ、酢昧噌和え、行者にんにくの、ウニ、キムチ、辛子昧噌、コマ、等の和え物

煮て食べる=元気、スタミナを引き出せます

卵とじ、鶏肉のとじ煮、豚肉と豆の煮込み、卵スープ、牛肉スープ

揚げて食べる=油とよく合い、旨昧が出ます

天ぷら(黄金揚げ)、から揚げ、行者にんにくを適当な大きさに切ってから、ころもをつけて揚げます、油とよく合い、行者にんにくの淡い香りと旨昧が強調されます

炒める、焼いて食べる=匂いを消し、食欲増進効果があります

卵焼き、野菜炒め、ピラフ、ラーメン、ギョウザ、つくね、ハンバーグ

蒸して食べる=疲労回復、スタミナアップ効果

ジュウマイの具、油を1吏う中華風の蒸し恨斗理は美味しく食べられる

他の食材との組み合わせの効能

相性の良い食材は動物性たんぱく質で、薬効性はもちろん、美味しく食べられます